国連食糧農業機関(FAO)で活躍する日本人職員と語るキャリア・セミナーを開催
2018/10/31
FAOは食料・農林水産分野における国連専門機関の筆頭として,持続可能な開発目標(SDGs)の中核をなす,世界の飢餓と栄養不良の撲滅に向けて活動しています。FAOでは現在,約50名の日本人が正規職員として働いています。
このキャリア・セミナーでは,ローマの事務局本部から開発途上国の現場まで,FAOが携わる多様なフィールドで活躍する日本人職員を招き,自身のこれまでのキャリアをはじめ,FAOでの仕事と魅力,FAOで働くにはどうすればよいかなど,ざっくばらんに語っていただきます。今回のゲストはFAO本部の農業・消費者保護局食品安全室でジュニア専門官として勤務する白石晃將氏です。
農林水産業・自然環境・農村経済・事業計画等の専門知識・技術を活かして開発協力に貢献したい,国際機関で働きたい方を対象としたセミナーです。FAOの採用制度,外務省による採用支援制度に関する説明もあります。ご興味ある方はこの機会にぜひご参加ください。
白石晃將氏/プロフィール
2014年,京都大学大学院農学研究科修士課程修了。1年間のFAO・インターンシップ及び日本学術振興会特別研究員を経て,2017年3月同研究科で博士号(農学)を取得。思修館プログラム修了。大学院博士課程修了後,外務省経済局経済安全保障課に外務事務官として勤務。同省勤務中,FAO Junior Professional Programme (JPP) に合格し,2018年3月より現職。食品安全及び品質に関わる分析,キャパシティ・ビルディング,調整業務に従事。
日時: 2018年 10月 31日(水) 13:30~16:00 (受付開始:13:00)
場所: 京都大学 国際科学イノベーション棟 シンポジウムホール(5F)
(住所: 京都市左京区吉田本町,最寄り駅: 京阪電車「出町柳駅」)
主催:外務省,FAO駐日連絡事務所,京都大学(大学院総合生存学館,大学院農学研究科)
対象者:FAOを含めた国連機関,国際機関での勤務に関心のある学生,研究者,社会人 他
プログラム
13:30 開会挨拶 - 髙林 宏樹 外務省経済安全保障課長
13:35 講演① 「京都大学とFAOの交流と将来」
- 山敷 庸亮 京都大学大学院総合生存学館教授
- 阪井 康能 京都大学大学院農学研究科教授
13:55 講演② 「世界の「食と農」に貢献する! 国連機関でのファーストキャリア」
- 白石 晃將 FAO農業・消費者保護局 食品安全室 ジュニア専門官
14:25 講演③ 「FAOの採用制度について」
- チャールズ・ボリコ FAO駐日連絡事務所長
14:45 講演④ 「外務省JPO派遣制度等について」
- 本田 誠 外務省国際機関人事センター長
15:05 質疑応答,意見交換
15:45 まとめ - 髙林 宏樹 外務省経済安全保障課長
15:50 閉会挨拶 - 縄田 栄治 京都大学大学院農学研究科長
■参加申込方法
氏名・所属・連絡先(Eメールアドレス)を記入し,10月29日(月)までに [email protected] 宛に電子メールでお申し込みください。
(期限前に定員に達した場合,受付を終了させていただきます)
■お問合せ先
外務省 経済安全保障課 (担当:原,川井田) TEL:03-5501-8339