国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所

ニュース

2019/03/08
フィリピン –日本政府が支援する、農業を基盤とした職業・技能訓練が、近くフィリピン・ミンダナオの農民と漁民を対象として実施されます。この訓練は、生産性の増進や効率性の向上、所得の増加に貢献します。 日本政府は、ミンダナオのバンサモロ地域や他の紛争後地域での、農民や漁民を対象とした農業分野の職業技能向上を目指す176万米ドル(9200万フィリピンペソ)のプロジェクトについて、国連食糧農業機関(FAO)と提携しました。この提携は、ミンダナオの平和と発展の促進への貢献として日本政府が支援する4つのプロジェクト
2019/03/06
ビエンチャン - 昨年の水害からの回復に向けた無償資金協力プロジェクトに関する交換公文の署名式が、本日首都ビエンチャンの国連事務所で行なわれました。引原毅駐ラオス大使とナサール・ハヤットFAOラオス国事務所代表の間で書簡の署名および交換がなされました。 式典には同国の農業林業副大臣、保健副大臣、労働社会福祉副大臣や政府上官が出席しました。 昨年ラオスは7月から9月にかけて継続的な豪雨に、7月と8月には2度の熱帯暴風雨に見舞われました。国内全域にわたり甚大な被害を被りました。 88万2000米ドルのF
2019/03/05
ハラレ - 日本政府と国連食糧農業機関(FAO)は、2つの越境性脅威であるヨトウムシ(FAW)と高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)に迅速に対応するために小規模農家と政府の能力を強化することを目的としたプロジェクトを、ジンバブエ国土地・農業・水・気候・地方再定住省に譲渡しました。このプロジェクトはFAOがジンバブエ政府と直接連携して実施されました。日本は2018年3月に開始したこのプロジェクトに50万米ドルを拠出しました。 このプロジェクトを通じて、政府の普及指導員500名が10地区でトレーニングを受け
2019/02/25
日本政府と国連食糧農業機関(FAO)は、沿岸漁業と生計を向上させるための地域プロジェクトに協同で取り組みます。 月曜日にサモアのアピアにあるFAO太平洋諸島地域支所で、日本政府とFAOとの間で調印式が行われました。 この書簡の交換は、太平洋における沿岸集魚装置を用いた漁業を通じた生計及び食料安全保障の向上を目指すプロジェクトのための資金提供に関する、日本とFAOの間の合意です。 日本政府は、3年間のプロジェクトに463万6000米ドル(5億1000万円)を提供します。 このプロジェクトは、太平洋諸島
2019/02/22
700万人近くの人々が収穫量の最も減る時期に急性の食料不安に陥ると予測 ジュバ 国連の3機関は本日、南スーダンでは700万人近くの人々が収穫期前の食料備蓄が最も減る時期(5月~7月)に急性の食料不安に直面するだろうと警告し、人道支援の拡大と人道救援物資へのより良いアクセスを強く促しました。 「統合的食料安全保障レベル分類(IPC)」報告書が、南スーダン政府により、国際連合食糧農業機関(FAO)、国連児童基金(UNICEF)、国連世界食糧計画(WFP)と共同で本日ジュバにて発行されました。この報告書は、
2019/01/31
FAOと日本政府は、両者のパートナーシップにおける歩みを振り返り、今年の共通優先事項や新たに実施する人道支援および開発についてのプロジェクトについて議論しました。協議は感謝と協力的な雰囲気に包まれ、3日間にわたって集中的に行われました。 ローマのFAO本部で1月31日、FAOと日本政府(外務省・農林水産省)との間で「第3回日・FAO年次戦略協議」が開かれました。日本政府からは外務省経済安全保障課の髙林宏樹課長、農林水産省の藏谷恵大国際農業機関調整官をはじめとする代表団が、FAOからは事務局次長(プログラ
2019/01/31
ローマ 世界最悪の食料危機に瀕する国での飢饉を避けるために、農業を回復させることが不可欠 世界最大の人道危機に直面している紛争下のイエメンで、最も脆弱な家庭の食料・栄養の安全保障を強化するFAOの取り組みを支援するため、日本政府は800万米ドル強(8億9100万円)を拠出しました。 これはキャッシュ・フォー・ワーク(労働の対価としての現金支援)を利用して、穀物や豆類の種子の配給、家畜の補充、灌漑システムやその他の農業施設の修復など、重要な農業資材やサービスの提供を通じて達成されます。これらの支援は、
2019/01/25
FAO主催の就労支援フェアが2018年12月4日、トルコ・シャンルウルファ市であり、シリア難民と受け入れ地域住民計250人が宮島昭夫駐トルコ大使から修了証を受け取りました。 この修了式は、日本政府が50万米ドル(日本円で約5540万円)を拠出するプロジェクト「シリア難民・難民受入れコミュニティの生計向上機会及び社会的結束の強化を通じた強靭性の構築」の一環として、参加者の研修修了を祝うために開かれました。このプロジェクトは、シリア難民とその受け入れ先のコミュニティとの結びつきを強め、生計向上を促進すること
2018/11/27
ジュネーブ/カブール  FAOの緊急支援計画は、140万人に支援を届ける予定です アフガニスタンにおける新たな干ばつ対応計画は、この冬から2019年4月にかけて干ばつの影響を受ける最も脆弱な140万人を支援するものです。国連食糧農業機関(FAO)が、11月27 、28日にスイス・ジュネーブで開かれたアフガニスタンに関する会議の際に発表しました。 およそ1060万人、つまりこの国の農村人口の半数近くが深刻な食料不安状態にあります。 飢餓がこの水準に達した背景には、何年も続く内紛などの多くの原因がありま
2018/10/29
日本政府、灌漑設備改良と農地における水管理改善に1000万米ドル支援  日本政府と国連食糧農業機関(FAO)は10月29日、在アフガニスタン日本大使館で、同国の農業の改善を目指す新しいプロジェクトについての交換公文に署名しました。 この新たな1000万米ドルのプロジェクト「バーミヤン県,カブール県及びカピサ県におけるによる農村の生計拡大計画」は、2010年から2017年初頭まで上記3県で行われていた3つの灌漑施設および水力発電整備プロジェクトに続くものです。先のプロジェクトにおいては、改善された灌漑施